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フォトレポート

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ここでは2016年度の国際ウエルディングショーをフォトレポートとしてご紹介いたします。

高機能・高付加価値製品・技術が一堂に展開「2016国際ウエルディングショー」が大阪で開催

写真は、4月13日から16日までの4日間にわたり、大阪市住之江区で開催された2016国際ウエルディングショー(日本溶接協会・産報出版主催)のもよう。「ものづくりを革新する溶接・接合技術」をテーマに、今回も国内外の高機能・高付加価値製品・技術が一堂に会し、8万8,945人の来場者数を記録。盛大な盛り上がりをみせた。

開会式では主催者を代表して宮田隆司日溶協会長が今回の出展社数216社について「前回大阪開催時に比べて10%増となった。溶接技術の進歩を明確に表していると言えよう」と述べるとともに「アジア共通の一大マーケットやビジネスネットワーク創出の一助となるようアジアの溶接技術交流が一層活発化することを願う」とした。また、久木田裕産報出版社長が「アジアのハブ展示会にふさわしい内容と自信をもっている」と述べ、日本のみならず、アジアのものづくりにおいては意義深いショーとなったことを強調。とくに今回は、国内外を代表する有力企業の出展はもとより、新規企業が出展社全体の30%となり、また、直接出展ではないものの、日本の現地法人や代理店などを通じて海外製品の出展ということでは15カ国83社に及ぶなど極めて国際化され活性化されたショーとなった。

出展内容を見てみると、今回も同ショーの大きな特徴である実演展示が華やかなものとなっており、自動車に求められる特性の一つである軽量化をテーマとした自動車向けの材料加工技術の展示が多く見られ、また、溶接材料と溶接電源・装置を組み合わせた画期的なプロセス提案や、視覚センサをロボットに取り入れたシステムの提案も目立っていた。また、ファイバーレーザの適用が多く提案されたのも今回の大きな特徴で、ファイバー
レーザのアプリケーション技術の広がりを実感できるものとなった。

さらに、溶接の達人・匠10人の共演による溶接デモンストレーション「技能伝承プラザ」は、プロフェッショナルの実演を通じ、技能伝承の意義を発信する企画で、会場では卓越の技に感嘆の声が相次ぎ、多くの来場者の関心を集めていた。

進化する溶接プロセスの共演

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高品質化が溶接材料のテーマ

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抵抗溶接では高速化・知能化が進展

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進化したファイバーレーザの共演

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切断でもファイバーレーザが主役

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注目の製品群

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連日盛況の「技能伝承プラザ」

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多彩な併催行事

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